中東戦争:
1956、1967年シナイ半島
#226 December 2004

中東戦争: 1956、1967年のシナイ半島

自由青年将校団を率いて政権を転覆したナセルは、エジプト軍を近代化する努力も惜しまなかったが、先任者(王朝政府)ゆずりの問題点は、簡単に是正できるものではなかった。

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S&T#226の付録ゲームは、「Suez '56」「El Arish '67」。マップ1枚、1ターン6〜8時間、カウンター数は各ゲーム100個、8ページの共通ルールです。ゲームシークエンスは、アバロンヒルクラシックと同じ、双方が交互に移動・戦闘フェーズを行うもので、増援や空爆撃は移動や戦闘フェーズの中に含まれています。

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クロムウェルのニューモデル軍
1642〜51年の第一次イギリス内戦
第二次大戦のドイツ海軍

17世紀のイギリスは、国王派と議会派に分裂して権力争いを続けていた。数度の破滅的な政争の後、1642年に国王チャールズ一世が議会に宣戦すると、双方は武力で勝負を決することになった。しかし問題は、どちらの側も軍隊を持っていないことだった。

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第一次大戦後、ゼロから出発したドイツ海軍の戦略は、北海における水上戦を前提としていた。そのため、第二次大戦が勃発した時のドイツ海軍の潜水艦の数は、フランス、ロシア、イタリアよりも少なかった。Uボートの大半は戦争中に建造されたものである。

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過去のS&T
50号前#176
「Blood on the Tigris」

第一次大戦のメソポタミアにおけるイギリスとトルコの戦いをPerry Moore。Joseph Mirandaは「鉄の暴風」と題して第一次大戦の機械化が歩兵にもたらした影響を記す。その他、ナポレオン戦争の記事など。

150号前#126
「Beirut」

付録ゲームは、ベイルートを「アラブのスターリングラードにする」と宣言したPLOアラファトとイスラエルの市街戦。1983年のアメリカ海兵部隊撤退までの歴史を特集記事が解説し、ゲームカウンターにはシリア軍も含まれる。その他の記事はアンゴラとグラダナの紛争、Joe Mirandaの「低集積紛争」。表紙の写真は、ゲームや記事とまったく関係ない、と記されている。

200号前#26
「Grunt」

ベトナム戦争における戦術級のゲームで、とらえどころのないベトコン、北ベトナム軍と戦うアメリカ歩兵部隊を描く。ルールには、情報の制限、捕虜の尋問、市民の扱い、などの革新的なものが含まれる。第一騎兵師団の退役軍人による歩兵の視点から見たベトナム戦争の記事、第二次大戦の北アフリカ戦線と地中海の海戦、Waffen SSの記事など。
Wacht Am Rhen リメイク版
バルジ作戦 1944年12月16日 - 1945年1月2日

Decision Gamesの「Wacht Am Rhen」は、1976年にSPIから発売されたビッグゲームのリメイク版で、中隊、大隊規模の2,380のカウンターと4枚のマップでバルジ作戦の全貌を描く戦術級。ゲームマップは、1944年のドイツ軍参謀が使用した地図、および同時代にアメリカ軍が使用した軍事地図をもとに改良され、当時の村、小道、その他の地形が再現されている、という。
シナリオはマップ一枚のものから、四枚を使って三週間の全体をプレイするキャンペーンシナリオまで。ルールも多少変更されているようです。150ドル。

http://www.decisiongames.com/html/wach_am_rhein.html


East is RedとDixieのバリアント
#226には、「East is Red」と「Dixie」のバリアントと新ユニットが付属しています。
次号

S&T#227の付録ゲームは、「Vinegar Joe's War: CBI Theater」。シンガポール、インド、中国における日本軍の作戦をシュミレート、1941年のインパール作戦から1945年までを扱い、マップはシンガポールからカルカッタまでを含む。
その他、ペルシャ湾の空中戦、第二次大戦の日本の戦略、30年戦争の記事が予定されている。

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