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The American Revolution ゲームレビュー |
2012年1月3日に対戦したS&T「The American Revolution」は、プレイした後にもう一度やりたいと思うほど面白いゲームでした。 「イギリスの長年の圧政に抵抗するためにワシントンが起兵した時、彼の下にはひと握りの兵力しか集まらなかった。バンカーヒルの戦いでイギリス軍と互角の勝負をした後も、ワシントンの軍隊は敗北に敗北を重ねた。彼らは、ひとつの戦場から次の戦場へと移動する市民の集まりだった。1776年の陰鬱な夏の後においても、世界のどの国も、この未開の植民地が、世界最強の軍を擁するイギリスに勝利して、独立国として頭角を表すとは信じていなかった。 これがAvalon Hillの「1776」の箱に書かれた説明ですが、この根性物語はS&T「The American Revolution」のアメリカ軍プレイヤーの設定をよく現していると思います。 ゲーム開始時のアメリカ軍は、兵力と物資が極端に不足しています。プレイヤーが考えなければならないのは、どのようにして戦うかではなく、どうすれば軍隊を作ることができるか、です。アメリカ軍はRegular(正規兵)がゼロで、Militia(民兵)を集めて戦わなければなりません。しかし、Militiaは州境を越えることができず、イギリス兵がいなくなると1/2の確率で消滅します。 ルールブックは、ルールと言える代物ではないので、Consimのエラッタが必要です。マップも派手に間違っています。 (2012/01/03対戦) |
両軍の戦略は、世界情勢(European Balance of Power Table)の進行にあわせて変化して行きます。 要塞マーカーの裏がSiegeなので、マップで要塞を使い切ると、双方Siegeができなくなります。 前回の対戦でルールに慣れたので、フルキャンペーン6ターンを6時間で終え、アメリカ軍の勝利となりました。 政治ポイントの増減をチェックすることが重要なので、政治ポイントトラックを別途作り、両プレイヤーのポイント数がモニタできるようにするとよいと思います。 (2012/01/21対戦) |
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